不安や憂鬱感に効果がある「セントジョーンズワート」を試してみた

スポンサーリンク

僕はどちらかというとネガティブな人間だ。

些細なことで思い悩んだり、他人から少し強く言われただけで落ち込んでしまったりする。1年間365日のうち、250日くらいは不安や憂鬱に悩まされていると言ってもいいだろう。

だが、とある市販サプリを飲み始めてから、不安や憂鬱感に悩まされる時間がかなり軽減した。そのサプリこそ「セントジョーンズワート」だ。

世の中には僕と同じように不安や憂鬱感に悩まされている人は多いと思う。少しでもそういう人達の助けになれればと思い、セントジョーンズワートについての記事を書くことにした。

スポンサーリンク

セントジョーンズワートとは

セントジョーンズワートはオトギリソウ科の多年草で、いわばハーブの一種。セイヨウオトギリソウとも呼ばれている。

セントジョーンズワートにはヒペリシンとヒペルフォリンという2種類の有効成分が含まれており、「セロトニン」の再吸収を阻害する働きがある。メカニズムとしてはうつ病の治療に使われるSSRI系の薬とよく似ている。

ちなみにセロトニンとは、人間の精神に大きな影響を与えるホルモンの1種。名前自体は聞いたことがある人も多いのではないだろうか。幸福感と密接な関係があり、「幸せホルモン」なんて呼ばれることもある。

セロトニンが不足するとうつ病や不眠症などの精神疾患にかかりやすくなると言われており、精神の安定には欠かせない存在だ。

ざっくりまとめると、セントジョーンズワートを飲むことで、幸福感に関わるセロトニンが体内から減りにくくなる。結果、抑うつや不安などの症状が軽減する、という流れになる。

ドイツでは抗うつ薬として使用されている

伝統的にハーブを医療に取り入れているドイツでは、セントジョーンズワートはうつ病の処方薬として扱われている。

軽度~中度のうつ病に対して効果があるとされており、うつ病と診断されると最初はセントジョーンズワートが処方されることが多いようだ。

日本ではサプリメント扱い

日本では医薬品としては扱われておらず、サプリメントとして売られている。ネット通販、ドラッグストアで気軽に購入できる。もちろん処方箋も不要。

いくつかのメーカーから販売されているが、どれも含まれる有効成分には大差ない。コスパ的にはDHCのサプリが一番良好ではないかと思う。

値段は20日分、80粒入りで500円前後とかなりお手頃。時期によって多少値段が変動するので、現在の値段は以下のリンクから確認していただければと思う。

実際に飲んでみた上でのレビュー

Amazonで注文した。値段は501円。Amazonは注文金額が2000円以下だと350円の送料がかかるのだが、わが家はAmazonプライムに入会しているので送料はかからなかった。

錠剤は黒色。サイズはやや大きめ。錠剤を飲み込むのが苦手な人には、少し苦になる大きさかもしれない。僕はすんなり飲み込むことができた。海外製サプリのどデカいカプセルよりは大分マシだと思う。

↓1円玉との比較画像。ちなみに右の白い錠剤はビオフェルミンS。

飲むタイミングは特に指定されていない。空腹時に飲むと副作用で軽い吐き気を感じることがあるらしいので、万全を期して食後に飲むことにした。

1日4錠服用が目安とのこと。お試しということもあって、まずは朝食後に1錠だけ飲んでみる。

口の中に入れてもすぐに溶けることはなく、特に苦みなどを感じることもなかった。薬の苦味が嫌いな僕にとっては地味に嬉しい部分だ。

飲んだ初日の感想

当たり前だが飲んだら即ハッピーということは当然ない。もしなったらそりゃサプリメントじゃなくて麻薬だ。

朝に1錠、昼に1錠服用。特に副作用が出ている感じはなし。夕方になった時点で、そういえば今日は特に憂鬱感や不安に襲われていないな、ということに気づく。

夕食後に2錠服用。しばらくして眠気に襲われる。満腹になったせいなのか、単純に夜になったからなのか、それともセントジョーンズワートが原因なのかは分からず。

調べてみると副作用で眠気を感じることがあるとのこと。そのまま就寝。

2日目の感想

翌日朝は2錠服用。するといつもは感じることのない眠気に襲われる。これは明らかにセントジョーンズワートの副作用だなと、ここで確信する。

1錠では眠気を感じなかったので、2錠だと副作用が出やすいのかもしれない。眠気に耐え切れなくなったので、そのまま仮眠をする。

その後、昼、夜にそれぞれ1錠。仮眠をとったこともあって眠気は感じず。夜寝る前に不安に襲われるが、すぐに切り替えることに成功。そのまま就寝。

3日目の感想

3日目の朝は、昨日の反省を踏まえ1錠のみ服用。眠気なし。やはり2錠だと眠気が来やすいようだ。慣れるまでは毎食後に1錠ずつ、というのがベストかもしれない。

3日目も特に不安や憂鬱感に襲われることはなかった。

その後20日間飲み続けて分かったこと

明らかに不安や憂鬱感に襲われる回数が減った。もちろん完全に消失するわけではないが、不安を感じても短時間で上手く切り替えられるようになった。

一度に2錠飲むと眠気が出ていたが、現在は慣れたのか2錠飲んでも眠気が来なくなった。他の副作用は今のところ全くなし。

というわけでリピート決定。ある日突然セントジョーンズワートが販売停止、とかになったらガチで困るレベル。

セントジョーンズワートの注意点

とまあ、ここまで良いことばかりを書いてきたが、物事には当然表と裏の両面がある。

セントジョーンズワートにもいくつかデメリットがあるので、これから説明していく。注意点は全部で4つだ。

注意点1:効果に個人差がある

Amazonレビューを見ると、セントジョーンズワートについての評価は大きく二分されている。「本当に助かった」と高評価をつけている人がいる一方で、「全く効かなかった」との感想も目立つ。

2ちゃんねるなどのネット掲示板でも同じような傾向がみられ、「効果があった」という人と「効かなかった」という人にはっきり分かれている。僕個人は効果があったと感じているが、どうやら効果は人によって大きく異なるようだ。

ちなみに「ドイツではうつ病に処方されている」と上の方で書いたが、あくまで軽度~中度のうつ病に処方されるのであって、症状の重いうつ病にはあまり効果がないので処方されないそうだ。

なので「効かなかった」とコメントしている人たちは、かなり根が深いうつ病、あるいは別の精神疾患を抱えている可能性がある。もちろん、ただ単に体質的に合わなかっただけなのかもしれないが。

もしこの記事を読んでいる人の中に、試したけど効果がなかったという人がいたら、なるべく早めに心療内科や精神科で診察を受けることをおすすめする。

注意点2:他の薬との相互作用に注意

セントジョーンズワートは一部の薬の作用を弱めたり、逆に増強させるという特徴を持っている。以下のような薬を服用している人は飲まないように注意が必要だ。

  • ベンゾジアゼピン系の向精神薬
  • 選択的セロトニン再取込み阻害薬(SSRI系。逆に効果を増強させる)
  • 経口避妊薬(ピル)
  • 抗HIV薬(インジナビルetc)
  • 免疫抑制薬(シクロスポリンetc)
  • 血液凝固防止薬(ワルファリン)
  • 強心薬(ジゴキシンetc)
  • 気管支拡張薬(テオフィリンetc)
  • 抗てんかん薬
  • 抗不整脈薬
  • 光感作性薬剤
  • etc

セントジョーンズワートと併用してはいけない具体的な薬のリストは、以下のリンクから確認できる。

セント・ジョーンズ・ワートと医薬品の相互作用について/厚生労働省

薬用ハーブと機能性食品の基礎知識/薬との相互作用/MSDマニュアル家庭版

これらのリストに載っていない薬であっても、何か常用している薬がある場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談してから服用することをおすすめする。

注意点3:妊娠中・授乳中の女性は飲んではいけない

胎児に悪影響を及ぼす危険性があるので、妊娠中の女性はセントジョーンズワートを服用してはいけない。ネイティブアメリカンはセントジョーンズワートを人工妊娠中絶薬として利用してきた歴史がある。

また、授乳中の女性も使用を避けるべきだとされている。母乳を通じて乳児が腹痛を起こしたり、嗜眠状態 (うとうとすること)や傾眠(意識の混濁)を引き起こす危険性があるからだ。

注意点4:副作用について

セントジョーンズワートは一般的に副作用は少ないとされているが、それでも以下の副作用が出ることがある。

  • 不眠
  • 胃腸の不快感
  • めまい
  • 頭痛
  • 意識混濁
  • 鎮静
  • 落ち着きのなさ
  • 不安
  • 動揺
  • いらつき
  • 疲労感
  • 口渇
  • 皮膚のかゆみ
  • 錯覚
  • 日光過敏性
  • etc

特に不眠が最もよく見られる副作用とのこと。また、日光過敏性を高める(通常日焼けしない状況でも日焼けをしやすくなる)ことがあるが、大量摂取しない限り発生することは稀だそうだ。

それから統合失調症を患っている人は、精神症状が悪化する可能性があるとのこと。

僕の場合は不眠というよりも、飲み始めの頃はむしろ眠くなることが多かった。上の一覧から選ぶなら「意識混濁」や「沈静」なんかが症状としては近いのかなと。他の副作用は特に感じなかった。

とにかく何かしらの副作用が出たら、すぐに服用を止めるべきなのは言うまでもない。

ここまで散々脅してきたが…

個人的には眠気以外の副作用は感じなかったし、飲み続けているうちに慣れてきたのか眠気を感じることもなくなった。

「妊娠中・授乳中の女性は服用を避ける」「他の薬との飲み合わせに注意する」の2点にさえ気を付ければ、それほど怖がらなくても平気だと思う。何か副作用が出たら、すぐに服用を止めればいいだけだ。

効果には個人差があるが、僕のように上手くハマれば精神的にかなり楽になると思う。たったワンコインで精神的な安定を手に入れることが出来るかもしれないのだ。気になる人は一度試してみてはどうだろうか。

『不安や憂鬱感に効果がある「セントジョーンズワート」を試してみた』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2017/07/24(月) 14:44:43 ID:907caca7d 返信

    セントジョーンズワートの記事探してたからこのブログに辿り着きました。

    効果は少なからずあるみたいですね。私も買ってみようと思います

    • 名前: 投稿日:2017/08/05(土) 03:19:48 ID:00d758b37 返信

      コメントありがとうございます。
      そうですね、地味にですが効いている感じはあります。
      ただのプラセボ効果って可能性もありますけどね。